2024/05/12(日)
土地売却と建替えの実例ご紹介します!住宅ローンを利用せずに新築住宅を手に入れた方法について徹底解説!
皆さん、こんにちは!ナカオホーム三河不動産売却センターの佐藤です。
今回は、敷地の一部を売却し、残った土地に新築住宅を建替えた事例を紹介します。
・「何から始めたら良いかわからない」という方はまずは三河不動産売却センターにお任せください
・創業89年の歴史を持ち、三河エリアの不動産市場に熟知した不動産のプロがお手伝いさせて頂きます
・エリアトップクラスの集客力を持つ弊社がお客様の不動産を「高く」「早く」売却するサポートをさせて頂きます
経緯について
今から約2年ほど前に、土地の買取りのご相談で、土地所有者のC様よりお問合せがあり、ご自宅にお伺いさせて頂いた所から所有者様とのやり取りが始まりました。
売却希望の土地は当時お住まいの奥様の実家で、敷地面積が約170坪と非常に大きく、敷地内には、お住まいの母屋や平屋の空き家(当時は倉庫代わりで一応使用されていました)、2階建ての大きな倉庫などがあり、お庭も広々としていましたが、雑草の手入れが追い付かず所有者様の悩みの種となっていました。
売却希望の理由としては、悩みの種である雑草のお手入れが大変な事や、C様夫妻と娘さんの3人で住むには母屋自体が大きすぎる為、ご自宅を土地として買取って欲しいとの相談でした。
ご提案について
住み替えを希望とのことでしたので、住み替え先を探しながら土地の買取を同時で進めていくというご提案をさせて頂きました。
しかし、C様のご要望に合う物件が無く、住み替え先が中々決まらない状態が続き私とC様も方向性について一緒に悩んでいた事もありました。
そんな中、敷地の一部を弊社で買取り、残った敷地にC様のお住まいを建替える案が浮上し、C様もその代替案に賛同して頂き、「買取りと住み替え」の計画から、「買取りと建替え」に向けた計画がスタートした瞬間でした。
不動産の買取りと当社の注文住宅のご提案をC様に行う大きな計画であった為、私も毎回気合いを入れてC様との打合せをしていたのを昨日の出来事の様に覚えております。
建替え計画は、当社の注文住宅チームのメンバーに引継ぎ、結果としてC様ご夫妻もご納得して頂けるお住まいのご提案に繋がりました。
土地の買取りについても、建替え費用を十分に賄える買取り価格の提示を行い、C様も納得して頂き、土地の買取りと建替えのご契約を同時にする事になりました。
私自身、「ナカオホームに相談して良かった」と所有者様ご夫妻からお言葉を頂いた時は、非常に嬉しく、最後まで全力で進めていこうと改めて決意したものです。
そこからは、仮住まい先の選定や、母屋や倉庫の中にありました残置物の整理、仮住まい先への引越し見積もりの手配、不用品回収業者などもご紹介とご提案を行い、各種手続きも同時進行していきました。
そこから、ご契約してから3ケ月程で、測量が完了し、仮住まい先への引越し、建物の解体に移行していきます。
ご契約後の段取りについて
ご契約してからのステップとしては次の様な順序で進んでいきます。
1: 確定測量の手配と実施(隣地所有者様と道路管理者である市役所と当該敷地の境界を確定していく作業となります)
2:新居の打合せ(当時は壁紙や外壁材の色については、ほとんど娘さんがメインで決められていました)
3:確定測量が完了した後に、仮住まい先への引越し
4:解体工事の着手
余談となりますが、2006年以降はアスベストが含まれる建材の使用が禁止となりました。建物解体前に検査を行い、アスベストの検出は無かったので所有者様と一緒にホッとしたものです。
(アスベストが検出されますと解体費用が増額となります)
5:解体工事完了後に、買取り部分についての残代金のお支払いと所有権移転登記と土地の分筆
ここまで、5つのステップを踏んでいます。測量から解体までの期間としては概ね3ケ月程かかります。
解体後について
解体工事が完了し、買取り部分の所有権移転をした後に敷地全体の造成工事に着手しました。
造成工事が完了しましたら、今度はC様の新築工事の無事を祈願する為に地鎮祭にも参加させて頂きました。
そこから、C様の新築工事と当社の分譲住宅2棟の建築がスタートします。そして、着工から約3ケ月程で建物も無事に完成し、いよいC様の新築された住宅の引渡しになります。
お引渡しも無事に完了し、今では当社のオーナー様として快適にお住まい頂いているとのご感想をお聞きしました。
計画の概要について
今回は土地所有者様の建替えと残った敷地の一部を当社が買い取るものでした。詳細な住所は公開できませんが、画像と図面にて解説します。
先ず、こちらは解体工事前の状態です。非常に大きな母屋でした。
こちらは新築されたC様邸の画像です。
今までは、広いお庭の雑草のお手入れが悩みの種でしたが、外構工事で砂利を敷き、雑草が成長しにくい状態となりました。
雑草の処理がとても楽になったとC様が話されており、お庭の手入れに関して悩みが解消されました。
下記の図はご相談を受けた際の現況測量図となります。母屋と離れが2棟、倉庫や納屋も含め5棟の建築物がありました。
敷地も広く、建物も5棟ありましたので、屋内の残置物の撤去については、前述の通り、不用品回収業者に依頼することで、C様の負担軽減になりました。
そして、下記の図面が計画された物になります。結果としてC様の新居と当社の分譲住宅2棟が建築されました。
⑥まとめ
今回の計画は土地の買取りと所有者様のお住まいの建替えという複合的な形となりました。
結果として、C様も当社で買取りをした土地の売却金で建替えを実現されており、住宅ローンを組む必要もありませんでした。
元々は土地を全部売却して、その資金で住替えの計画でしたが、建替えをする事でC様の生活環境を変えることなく、新居で快適にお住まいされております。
敷地の一部を売却するという事も、売却を検討されている方には選択肢の一つとして考えてみては如何でしょうか。
お手持ちの不動産の売却をご検討の方は、ぜひ、ナカオホーム三河不動産売却センターにお問合せ下さい。
お客様に寄り添った、ご提案をご用意します。
最後になりますが、今回のコラムを寄稿するに当たり、画像の掲載など快くご承諾を頂きました。
C様には感謝の気持ちで一杯です。
ご協力頂きまして、誠にありがとうございました。
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